まめちしき

まめちしき · 19日 6月 2023
皆さまが絵を描かれるとき、「何に」描きますか? 子供の頃のスケッチだったら画用紙や、夏だったら団扇に描いたりということもありますよね。アートの世界では、その物資的な基盤のことを「支持体」といいます。英語で言うとsupport (サポート)ですね。絵画本体を支えるものというイメージでしょうか。...
まめちしき · 27日 3月 2023
今日一般的な言葉である「静物画」という名称が使われ出したのは、1650年頃のオランダからと言われています。stilleven (スティルレーフェン)という言葉から、英語のStill lifeやフランス語のnature morte...

まめちしきvol.24『肖像画の役割は変わってきています』
まめちしき · 18日 3月 2023
昔の王侯貴族の肖像画を美術館や教科書でご覧になったことがある方は多いのではないでしょうか。...
まめちしき · 17日 3月 2023
「ひとよひとよにひとみごろ・・・・・」 中学校の頃に覚えませんでしたか? なんだっけ・・・・って思ったあなた。大人になると意識から抜けてしまいますよね。 はい。答えは√2です。 余談ですが「一夜一夜に一見ごろ」って、なんだか桜の季節にぴったりだと思いませんか?夜桜は毎晩違う表情を見せ、まさに一期一会。ああ人生かなという風情を漂わせます。...

まめちしき19 「時の流れの表現ってどうすればいいの?」
まめちしき · 10日 2月 2023
絵画という二次元の画面に、遠近法という視覚を採り入れた三次元表現があることは有名ですね。日本でも西洋画の影響を受けて、江戸時代後期くらいから遠近法を採り入れる画家が出てきました。更に、時間という四次元の表現を採り入れたらどうなるか?!過去にこの試みをした作家や職人は、たくさんいます。
まめちしき18「食べられるのが天ぷら、食べられないのがテンペラ」
まめちしき · 30日 12月 2022
皆さま大みそかにお蕎麦は召し上がりますか?その時、おそばの上に乗っけるもの・・・・ もうお分かりですよね。天ぷらです。年越しそばに天ぷらが乗っていると、それだけで1年間頑張ってきて良かったという気分になりますよね (大袈裟?)。天ぷらの語源はご存知でしょうか。

まめちしき17「七宝とガラスって何が違うの?」
まめちしき · 29日 12月 2022
「七宝焼き」って聞いたことがありますか?美味しそうに聞こえますが、食べることはできません・・・。 七宝は金属板にガラス質の釉薬を付けて焼成したものや、その技術です。
まめちしき16「展覧会の準備はどれだけ大変なの?」
まめちしき · 25日 12月 2022
展覧会が開かれるまでに画家はどのような準備をするのでしょうか? 自分で会場を申し込んだり、または画商や百貨店から展覧会開催のオファーが来たりして会期が決定すると――画家はまず、作品のテーマや会場に合わせた作品点数を決定して制作を開始します。(構想したまま、なかなか制作しない人もいます。)

まめちしき15「絵のマチエールってなんですか?」
まめちしき · 19日 12月 2022
マチエールはマテリアルだった! 感染症が蔓延してからのここ2年超、展覧会をオンラインで開催したり、ZOOMで作品を販売したりすることも多かったのですが、先日3年ぶりに見たかった作品展をご覧になったというお客様から言われたのが、「やっぱり本物は違う。現物を見られて良かった!」という言葉。
まめちしき14 余白は、日本人の忖度文化?
まめちしき · 04日 12月 2022
日本の絵の特徴はいくつかあります。たとえばアシンメトリー(左右非対称)な画面構成なんかそのひとつですね。他にも、たとえば余白に美しさを見い出すということもあります。

さらに表示する