MADOKA IWAKURA  岩倉 まどか


まどかさんは10代の頃から単身アメリカに渡りネバダ州立大学でアートを専攻すると同時に、フィレンツエにあるメディチ家のスクールにも学んだという才媛です。現在はその語学力と美術史の知識、また、あまりくよくよしない性格を生かして主にヨーロッパの旅行添乗員をしています。多い時にはひと月に2回くらい行っていたというヨーロッパの風景を描いています。

 

特筆すべきはそのタッチです。

最初に描いたときのそのラインのポテンシャルを大切にしたいということで木炭のラインは消さず、その上から薄く油絵具で描きます。溶剤を多用し魅せるその色遣いはまるで夢を見ているかのようです。

お客さまにはよく「これは何ですか?七宝ですか?陶器ですか?」と聞かれます。

 

リアルなヨーロッパの街並みを描く画家は多いけれど、彼女のように夢の中を歩いているような感覚にさせる画家は多くありません。鑑賞者の記憶のなかの美しい想い出と相まって、より美しく人生を彩ってくれることでしょう。

 

作品には直接関係ないですが、よく一緒に飲みに行ってくれる付き合いの良さと明るいお酒なところも素晴らしい長所です。

(岡村)

 


2018 岩倉まどか 毛利元郎 二人展 ヨーロッパを描く

「モンパルナスのカフェ」 油彩 F6号
「モンパルナスのカフェ」 油彩 F6号
「小休符」 油彩 F0号
「小休符」 油彩 F0号

「シルク・ディヴェール」 油彩 F3号
「シルク・ディヴェール」 油彩 F3号
「巴里のカフェ」
「巴里のカフェ」


2018 岩倉まどか 絵画展 -赤に咲く街-

「花籠のベンチ」 油彩 F0
「花籠のベンチ」 油彩 F0
「隠れ家の工房」(ベネチア) 油彩 SM
「隠れ家の工房」(ベネチア) 油彩 SM

「主題に捧ぐ - der rote Faden -」  油彩  220x273mm
「主題に捧ぐ - der rote Faden -」  油彩  220x273mm

テーマ

ヨーロッパの街並みを描いています。最近はイタリア、フランス、ベルギー、ドイツ、ボスニア、チェコ、そしてクロアチアをよく描いています。
学生時代を米ネバダと伊フィレンツェで過ごした彼女は、美術史やヨーロッパの歴史に関心も深く、年間かなりの回数をヨーロッパに渡り取材をしています。性格でしょうか。彼女の描くヨーロッパは決して重厚沈欝なヨーロッパではありません。遠近法を半ば無視した伸びやかでダイナミックなラインと、透明感あふれる明るい配色で彩られたヨーロッパの街は、キラキラと祝福の光を受けて輝いて見えます。
 
特に女性が無条件で吸い寄せられる明るい作品たちです。
赤い村 22.7x15.8cm 油彩
赤い村 22.7x15.8cm 油彩

技法

主にキャンバスを支持体にし、それにジェッソなどで陶器のような下地を作り、油絵具で描いています。最初に引いた木炭のラインは一番ポテンシャルが高いダイナミズムがありますので、最後まで残すようにしています。


略歴

 

1997年、アメリカ・ネヴァダ州立大学リノ校(University of Nevada, Reno)Arts and Science卒業。(専攻:Oil Painting・Art History/副専攻:Interior Design)同年、イタリア、フィレンツェ・Institute of Lorenzo de Mediciにて卒業単位取得。海外ツアーコンダクターをする傍ら、都内及び近郊ギャラリーにて個展開催。

 

■個展

1997年  Mc Namara Gallery (Reno. NV. U.S.A.)

1998年  ギャラリーJy(南青山)

2000年  ギャラリー・プロモ・アルテ(表参道)

2001年    有隣堂本店ギャラリー(関内)

2003年  緑陰館ギャラリー(成城)

      横浜みなとみらいギャラリー(横浜)

2004~2012年  ギャラリー上原(渋谷) 

2006年  Hanairo Cafe(幡ヶ谷)

2009年~毎年 伊勢丹浦和店 プチギャラリー

 

■グループ展

2001年  「女性3人展」・ギャラリーうえの(町田)

2004年~2009年  グループ絵画展・ギャラリー上原(渋谷)

2008年 ヨーロッパを描く「女性三人展」・伊勢丹浦和店

2012年 新宿ヒルトンホテル・ヒルトピアアートスクエアギャラリー

2016年 「絵画三人展 ~浮遊する想い~」伊勢丹松戸店

2017年 交通会館ギャラリーエメラルドルーム(有楽町)

2018年 「絵画二人展」 伊勢丹府中店